浜松は今日は久々にひどく雨が降っています(^-^;
個人的には雨よりは暑くても晴れているほうがいいですね(>_<)
さて今日は、たまに飼い主様から相談されることの一つとして、
「うちの子食べるのがすごく早くて、ほぼ丸のみにしてるんです。。」
「これってよくないですよね?」
と聞かれることがあります。
人間にとって、早食いは体に悪いものという認識からこのように心配されると思われますが
ではなぜわんちゃんはフードを食べるのがとても速いのでしょうか?
犬はもともと、オオカミを祖先とする野生の動物です。
野生の状況下では獲物を捕ることが出来なければ、食餌にありつけません。
そしてうまく獲物が手に入ったとしても、次にいつ獲物が手に入るかはわかりません。
そのためわんちゃんは、「食べられるときに、食べられる分だけ食べる」
という性質を元々持っています。
また体の作りもその性質をサポートするように出来ています。
犬の歯には人間の奥歯のように、食べ物をすり潰す機能はなく、ハサミのように
食べ物を適当な大きさに切るように出来ています。
食べ物がのどを通る大きさになれば後は丸のみするという感じです。
わんちゃんにとってはそれが本能的な食べ方であるため、人のように早食いは体に良くないと
心配する必要はないでしょう☆
しかし「早食いで満足できなかったわんちゃんに対し、乞われるがまま食餌を増やしてしまう」
のは、オススメできません。先ほどお伝えしたとおり、
犬は満腹になるまで食べ続ける生き物です。
それが食事のたびに……となれば、犬が肥満になるのは避けられません。
肥満は糖尿病や関節炎のリスクを増加してしまうので、飼い主様が食餌の量を
きちんと管理するべきでしょう。
また、逆に普段は早食いのわんちゃんが今日は食べるのが遅い、または食餌を残したという場合は
何か体調の不調が潜んでいるかもしれません。
そのような場合は様子を注意して診てあげて下さい、数日以内に改善しない場合は
お近くの動物病院を受診してくださいね!!
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