今日は、
幸福をよぶ猫「ヘミングウェイキャット」についてです。
20世紀を代表するアメリカの小説家”アーネスト・ヘミングウェイ”は猫好きでもあり、
彼がフロリダ州キーウエストに来る際、知り合い船長から2頭の猫を譲りうけたそうです。
その猫たちは指が6本指の「多指症」の猫だったとか。
多指症の猫は転がるものを上手に片手でキャッチするなど、普通の猫には出来ないようなことが
できる個体もおり、こうした特質から昔の船乗りたちは、
船の中でネズミをつかまえる「船猫」(ship cat)として、多指猫を好んで迎え入れた
という逸話もあります。
ヘミングウェイはこの多指症の猫たちを、大変貴重で器用な手を持っているということから
「幸福を呼ぶ猫」だと信じて可愛がったそうです。
現在ヘミングウェイ博物館や彼の生家は一般公開されており、そこには今も彼の飼っていた子孫の
猫ちゃんたちが数十頭も住んでいるそうです☆彡
現代でも多指症の猫が生まれた場合は「幸福を呼ぶ猫」へ親しみの意味もこめて
「ヘミングウェイ・キャット」と呼ぶことがあります。
しかしながら地域によって発生率はかなり異なり日本でお目にかかることは難しいかもしれません。
ですので、もし出会うことができたら確実に幸運を運んでくれることでしょう!!
自ら幸運を求める積極的なあなたは
キーウエストのヘミングウェイ博物館に行きましょう★
全てが多指症の猫ちゃんではないようですが、何頭かは幸福をよぶ猫がいるようですよ!(^^)!
ちなみに多指症の猫ちゃんはほとんどの場合日常生活に問題は起こりません。
ただ爪が研げない部分の指は爪が伸びすぎて肉球に刺さってしますことがあるため
動物病院を受診してくださいね。
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