26日の朝日新聞からの記事です。
これまでペットの人気を二分してきた犬と猫。
長く犬のリードが続いていたが、猫が逆転する日が近々やってきそうだ。
小型犬ブームが落ち着き、散歩やしつけの手間から犬を飼う人が減る一方で、
猫を家庭に迎える人が増えている。
ペットフードメーカーの業界団体「一般社団法人ペットフード協会」(東京都)は
1994年から全国調査を実施し、犬と猫の推計飼育数を発表している。
昨年の調査では、犬は1035万匹、猫は996万匹だった。
調査対象を5万人に増やした過去5年で見ると、犬は12.8%減少する一方、猫は3.6%増えている。
飼育世帯数では犬が上回るが、このペースだと今年の調査で猫の数が初めて犬を抜く計算だ。
今年の調査は今月9日で終わり、来年初めに発表の予定。
協会の越村義雄名誉会長(67)は「犬を新たに飼う動きは低調だが、猫は2匹目を迎える人も増えて
いる。散歩の必要もない猫は単身者でも飼いやすく、今回は犬猫が逆転するのではないか」
と予想する。
⇧
いよいよ今年猫の飼育数が犬を超える予想なんですね!
浜松市内でもやはり同じ傾向が見られますが、猫ちゃんの方が動物病院への来院が
まだ少ない現状があり、病院への来院数からすると犬の方がまだかなり多いです。
実はこのことはだいぶ前から予想はされていたことなのですが、
実際に犬の飼育数が今すごい勢いで減ってしまっています。
ペットフード協会の調査によると、
ペットの飼育者に対し「あなたの生活に喜びをあたえるものは?」
という調査をしたところ
家族・ペット・趣味・心身の健康・食事・お金・友人・
自然・仕事・芸術・性生活・この中にはない
という選択肢の中で
「ペット」は犬の飼育者では2位、猫では1位という結果でした。
ペットを飼うということは、生活の喜びを得るということにつながるということですね☆
犬を飼う喜び、猫と暮らす楽しみをどのようにみなさんに伝えていけばよいか。
今までペットを飼った経験がない方々にそういった楽しみや喜びを伝える方法を考えることも
獣医全体の課題かもしれませんね。
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