混合ワクチンのおはなし①

こんにちは!

今日は最近飼い主様から聞かれることも多い

「ワクチンって3年に1回でいいってホント??」

という内容に関して何回かに分けてお話ししたいと思います。

まずは、ワクチンに関する理解を深めないといけません(;・∀・)

ワクチンガイドラインに関する詳しい内容は実は誰でも簡単にその内容を見ることが出来ます。

「犬 ワクチン ガイドライン」

と検索すれば1番最初に世界小動物獣医師会のガイドラインがヒットするのではないでしょうか。

内容は難しい内容もあるかと思いますがすべて読んでみたい!!っという物好きな方がいらっしゃれば

検索してみてください( ..)φメモメモ

※ガイドラインというのは診療の目安のようなもので「絶対的な正義」ということではないので

その点は誤解のないように・・・。

ワクチンガイドライン

 

ここでは、その内容をかみ砕いて、また私なりの意見も入れつつお話ししていきます。

1番最初に僕が話しておきたいこと、僕が懸念していることは

ワクチン3年に1回でいいらしいよ?という表面的な話だけが先行して飼い主様に

伝わり、今よりもさらにワクチン接種率が下がることです。

3年に1回→3年大丈夫なら5年大丈夫じゃない?→そもそもワクチン打つ必要あるのかしら?

というような間違った方向への解釈を絶対にしないでください!

日本国内のわんちゃんのワクチン接種率ご存知ですか??

25~30%程度と言われています( ゚Д゚)ワナワナ

これは欧米における70~80%の接種率と比べ非常に低い水準となっています。

これでは「集団免疫」(=個々のペットの動物に対するワクチン接種はその動物自身の予防のためばかりでなく

その地域における感受性動物の数を減少させてその流行を抑えるために重要であるという概念)は達成できません。

この状況ではワクチンを打っている動物だけが守られ、打っていない動物に感染症が大流行してもおかしくないのです。

3年に1回でも良いのなら、逆にみんな打ちましょうよ★

みんなで70%以上の接種率目指しましょうよ!!という方向性の話と思ってください(>_<)

まず、自分のわんちゃんが何種ワクチンを打っているか??

すぐに答えられますか(´・ω・`)??

すぐに答えられる飼い主さんはとても意識の高い方と言えるかもしれません☆

実際すぐに答えられる人は意外と少なく、なんのワクチンを打っているか理解されていないことも多々あります。

まずは、ワクチンの種類に関して少しお話しします☆

ワクチンで予防できる病気は、日本国内で流通しているものの場合、

どこの病院でどのメーカーのものを打っても予防できる病気の種類は7種類です!

(パルボ・ジステンパー・アデノ1・アデノ2・パラインフルエンザ・コロナ・レプトスピラ)

「え?うちの子は11種ワクチン打ってるよ!?」

という方も多いと思いますが、7~11種まではレプトスピラ感染症という病気のワクチンに

型がいくつ?入っているかによって増えているだけで病気の種類は増えていないんですね( ゚Д゚)

◇コアワクチンとノンコアワクチン

実はワクチンの中にはコアワクチンと言って、世界中どこにいても打ったほうがいいですよ~!というワクチンと

ノンコアワクチンと言って、流行地域やライフスタイルに応じて打って下さいね~~!っというワクチンに分かれます。

3年に1回で良いのでは??と話題になっているのはコアワクチンだけの話です(;・∀・)←ここ重要☆

コアワクチンとは具体的には、パルボウイルスジステンパーウイルスアデノウイルスを指しています。

コアワクチンに関しては初年度接種→抗体価を検査+ブースター(1年後)のワクチネーションを受ければ、その後は

3年より頻回には接種しないと明記されています

ノンコアワクチンとはパラインフルエンザウイルス・レプトスピラウイルスなどを指します。

ノンコアワクチンに関しては本ガイドラインにも1年もしくはそれ以上の頻度で接種するよう推奨されています

今打っているワクチンがコアワクチンだけなのかノンコアワクチンも含まれているのか確認してみましょう!

多くの人はノンコアワクチンも含まれているのでは??

例えば「レプトスピラ感染症」は効果をしっかり保つためには今までの認識を同じように1年に1回もしくはそれ以上の頻度で

打つ必要があるということですね。

ちなみにレプトスピラ。浜松市を含め静岡県は全国で4番目に発生の多い地域です!

それをコアワクチン、ノンコアワクチンの区別なく3年に1回ねって思われてしまうと困ってしまいます(*_*;

ですから、ワクチン接種に関してはご自身で3年に1回で良しっと判断せずに必ずかかりつけの動物病院と相談してください。

次回、3年に1回という方法に関して抗体価検査の話も含めお話したいと思います。

 

 

 

 

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