ミミヒゼンダニによる外耳炎。

こんにちは、今日は

ミミヒゼンダニに関する話です!

ミミヒゼンダニは俗にいう「ミミダニ」というものです。

猫 ミミダニ

犬や猫の外耳道に寄生し、剥離した表皮を食べ一生涯を宿主の体表で過ごします。

症状の特徴としては

黒く乾燥した大量の耳垢強い痒みがあります

外猫や愛護センター、愛護団体などに保護される犬や猫ではけっこう多く見かけます。

ミミヒゼンダニの診断は耳垢を検査することで容易に診断出来ます。

治療も比較的簡単で

イベルメクチンセラメクチンといった薬により駆除することが出来ます。

いくつかの報告ではノミ、マダニ駆除薬で有名な「フロントライン」を耳道内に滴下すること

でも駆除が出来たという用法外使用の報告もありますが、認可をとっている薬を差し置いて使うメリットは

ないかもしれませんね(^-^;)

お外に行くわんちゃん、ねこちゃんで耳を痒がっている、頭をしきりに振る、耳垢が増えたなどの

症状が見られた場合には必ずお近くの動物病院を受診しましょう(‘ω’)ノ

※イベルメクチンやセラメクチンはフィラリア予防にも用いられる薬になります。

フィラリアの感染の有無を確認せずに使用することは危険ですので、検査を受けていない場合は

使用前にフィラリア感染の有無を確認することをお勧めします(>_<)

 

 

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