今日も雨ですね。
浜松市の梅雨明けは7月18日前後との予想だそうです。
早くすっきりと晴れてほしいものですね(^-^;
今日は動物が梅雨にかかりやすい病気についてです。
梅雨にかかりやすい病気は皮膚病、外耳炎、下痢などです。
皮膚病(おもに急性湿潤性湿疹・ホットスポット):昨日まで何もなかったのに気づいたら、
首や肩または顔などの皮膚の一部分のみに急激な炎症が起こり、
患部の毛が一気に抜け落ち、掻き壊した皮膚から出血や
漿液などが出て来て異臭を発してしまう状態。
非常に痒みが強いため動物病院を受診していただく必要があります。
外耳炎:梅雨になり湿度が高くなると、特にたれ耳の犬種(スパニエル系、ビーグル、
ミニチュアダックス、トイ・プードル)などは外耳炎を起こしやすくなります。
垂れ下がった耳に蓋をされた耳道内はジメジメと蒸れて汚れやすくなり、
外耳道内に元からある細菌や真菌が更に増殖してしまい、外耳炎を悪化させてしまいます。
耳のニオイや赤みをチェックしておかしいなと感じられた場合はやはり
病院に連れていきましょう。
下痢:この時期はカビが繁殖しやすく、食べ物の痛みが早く、水の中の細菌の増殖も速く、
ヒトでいう食あたりのような症状が出ることもあります。
食欲や元気があれば緊急性は低いですが、1日~2日程度様子を見ても改善しない場合は
動物病院の受診をお勧めします。
この時期は熱中症なども注意が必要ですし、1年でもっとも体調の変化が出やすい時期です。
愛犬・愛猫の状態に特に注意して観てあげる必要がありますね☆
余談ですが、私自身ももう1~2週間咳が止まらず体調不良が続いています(>_<)
これは梅雨とは関係なさそうですが・・(^-^;
皆さんも体調管理には気を付けてくださいね☆
~休診のお知らせ~
明日7月4日、あさって7月5日は学会参加のため終日休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが予めご了承下さい。
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