今日は世界で初めて、犬の一卵性双生児が確認されたというお話です☆
(Photo: Dr. Kurt De Cramer)
9月7日のナショナルジオグラフィック日本版の記事によると、
南アフリカ共和国のモガレシティーにあるラントエンダル動物病院の獣医、カート・デ・クレイマー氏は、
母犬に帝王切開を施している最中、2匹の子犬の臍帯(さいたい)が、それぞれ同じ胎盤に繋がっていることに気がついたとのこと。
これは獣医としての数十年間の経験の中で、こうした例を見たのは初めてであったという。
このときの出産では他にも5匹の子犬が生まれたが、その子たちは一般的なケースと同じく、1匹ずつ別々の胎盤に繋がっていた。
カレンとロミュラスのと名付けられた二頭の外見は驚くほど似ていたものの、白い模様に少しだけ異なる部分があった。
しかし2匹の血液サンプルは、彼らが間違いなく一卵性双生児であり、ひとつの受精卵が分割して誕生したことを示していた。
犬にも一卵性双生児が生まれるというのは、かねてより言われてきたことであり、
実際にそういった事例の報告もあったものの、
科学論文によってそれが裏付けられたのは今回が初めてとなる。
双子というのは人間には比較的よく見られる一方、他の種においてはきわめて珍しい。
デ・クレイマー医師はその後、オーストラリアにあるジェームズクック大学のキャロリン・ジューン氏、
南ア・プレトリア大学のジョハン・ネースリング氏など数名の学者の協力を得て双子の子犬の分析を行い、
その成果を先日、学術誌『Reproduction in Domestic Animals』に発表しました。
人間以外において、一卵性双生児が確認されるケースはきわめて稀であると執筆者らは指摘しています。
*確かに僕自身も今まで帝王切開をする機会は何度もありましたが、一つの胎盤に2頭が繋がっていたことはなかったですね( ゚Д゚)
やはり双子の場合、体格がどうしても小さく生まれてくることが多いため、野生に近い動物ほど自然界で生きていくのが難しく、
自然と淘汰されるような形で非常に少なくなったのかなあと想像します(‘ω’)
人の双子のように似たような習慣や癖が犬の双子でもあるのでしょうね☆
そういった行動を見るのはとても楽しそうですね♬
ぼくもこの双子のわんちゃん達に会ってみたいものです(^^)/
浜松市中区 レイクサイド動物病院
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