2016.10.26
眼の下が腫れています。
こんにちは! 今日の浜松市内は10月末にも関わらず、 最高気温が28℃と夏のような暑さでしたね(;・∀・) 日々の気温差が激しく、体調管理に気を遣う季節ですね。
今日は「目の下が腫れている」
そんな時に考えられる原因の中で最も多い【根尖周囲膿瘍】についてです。
①特徴 根尖とは、歯の歯根(根っこ)の先端部分を指します。
その部分に、感染や壊死を起こし周囲の組織の腫れが起こったり、排膿のための瘻管形成による 歯瘻が起こります(>_<) 特に外歯瘻と言ってその出口(瘻管)が皮膚にできた場合は目の下の皮膚炎のような形で症状が出ます。

根尖周囲病巣はその歯においても発症しますが、 特に犬の場合上顎第4前臼歯の発生が多くこういった眼の下の腫れや排膿の症状が出ます( ゚Д゚)
②原因 感染ルートとして2つ挙げられます。歯髄疾患からの発症 歯が折れてしまったり、咬耗によって歯髄が露出しそこから感染を起こす辺縁性歯周炎からの発症 いわゆる歯周病により歯肉辺縁まで炎症がおよび深い歯周ポケットから根尖まで感染が進行してしまう
③診断 特徴的な目の下の腫れや歯瘻に加え、麻酔下でのレントゲン撮影、口腔内の歯の状態の確認
④治療 基本的には問題となっている歯の「抜歯」により治癒が可能です。 歯を保存する治療法は根管治療などがありますが、重度な歯周病では適用とならなかったり、 特殊な技術や材料を必要とするため一般病院では選択肢にないことが多いと思われます。
来月11月8日は「いい歯の日」です☆
5歳齢以上のわんちゃん、ねこちゃんの50%以上が歯周病に罹患しているという データもあるほど、思った以上に歯の問題を抱えているわんちゃん、ねこちゃんは多いです。 なかでも、気にはなっているけど獣医師には相談していないという方が非常に多いというアンケート結果もあります。
11月8日「いい歯の日」に向けて、もう一度今のデンタルケアが十分かどうか見直してみてはいかがでしょうか? そして、口臭が気になる、歯の状態が気になる方はそれだけでもお近くの動物病院で相談してくださいね☆
本当に健康な歯であれば口臭は全くしないはずです('ω')ノ
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