アトピー性皮膚炎の新たな治療?!

こんにちは!

いつの間にか5月ですね(*_*)時間の速さに驚いております。。

5月といえば「浜松祭り」です!今年も5月3、4、5日と開催されます☆

レイクサイド動物病院は3日は休診日、4日・5日は午前中のみの診察なので気を付けてくださいね!

今日はアトピー性皮膚炎の新たな治療薬「アポキル錠」の可能性についてです☆

つい先日4月26日理化学研究所がアトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明したというニュースがありました。

病気の原因となる遺伝子変異を調べたところ、

細胞の増殖や分化に重要な「サイトカイン」のシグナル伝達因子である「JAK1」分子の

遺伝子配列に点突然変異(1塩基の変異)が生じ、JAK1のリン酸化酵素であるキナーゼ活性が増加していることを突き止めました。

通常の皮膚の恒常性が崩れ、JAK1シグナルが強く入ると皮膚バリアが破壊され、

真皮(表皮の下にある線維性結合組織)の自然免疫系の活性化も招いて、アトピー性皮膚炎発症に至るということでした。

 そのJAKを介した細胞内シグナル伝達を阻害する新しい飲み薬がもうすぐわんちゃん用に発売されます。

↓飼い主による痒みの評価

アポキル錠1

↓重症度

アポキル錠2(ゾエティスホームページより引用)

すごくざっくりとこの薬の特徴をお話しすると、

アトピー性皮膚炎の治療で今まで大きな問題であったステロイドの副作用。

この心配をなくすことが出来る薬なのです☆

アポキル錠はステロイドと同様の効果、即効性を有しなおかつ副作用は少なく

そして1年という長期投与の認可をとっています!

このお薬の登場で、アトピー性皮膚炎の治療にステロイドを使うことはなくなるかもしれません( ゚Д゚)

おおきく今までの治療法がかわるかもしれませんね☆

愛犬のアトピーでお悩みの方は、お近くの動物病院で相談してみてください☆

ただし、本格的に流通し始めるのはまだ半年くらい先かもしれませんのでご了承ください(^-^;

 

 

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コメント一覧

  • Comments ( 2 )
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  1. 私の犬の掛かりつけの獣医はアポキル錠を取扱いはしているけど未だ発売間もない新薬ですし、獣医の友人が(アポキル錠ではない)新薬に飛びつき犬に与えたら死んでしまったので、今回のアポキル錠も新薬で日本では1年2年という単位で使用した犬は居らず、もし獣医の友人の犬のように新薬に飛びついたが原因で死んでしまうような事があるといけないので取扱いはしているけどお勧めはしないと言われたのですが、まだ副作用が出ないという100%の保証はないのでしょうか?

    • 森様、
      まずアポキル錠に限らずですが、100%安全が保証されている薬というものは一般的にありません。
      私たちがよく使うような市販の風邪薬ですら安全性は98%(商品によりますが)
      つまり2%には副作用が出ています。
      副作用というものは「医薬品の使用に伴って生じた治療目的に沿わない作用」です。
      狙った作用と違えばそれはすべて副作用となります。
      ここにアポキル錠の能書のURLを添付致しますので見てみて下さい。
      http://www.maff.go.jp/nval/tenpubunsyo/pdf/apq_zts.pdf#search=%27%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%96+%E7%B1%B3%E5%9B%BD%27
      ちなみにこの中にある「有害事象」というものが
      この薬を投与中に起きた事象です。
      「有害事象」とは
      薬物との因果関係がはっきりしないものを含め、薬物を投与された患者に生じたあらゆる好ましくない,
      あるいは意図しない徴候,症状,または病気を指します。
      「副作用」とは異なりますのでご理解下さい。
      また日本では発売間もない薬ですが、アメリカでは2014年1月には販売されています。
      その中で、死亡という有害事象は0.6%発生しています。
      因果関係はないものも含めて有害事象となりますので、
      かかりつけの先生とよく相談されて選択されることをお勧めします。

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